June 29, 2008

雨中戦、決着つかず

昨日の対ジャイアンツ10回戦は3-3の引き分け。

   1 2 3 4 5 6 7    計 安 失
巨人 0 0 2 0 1 0 0X 3 10 1
広島 0 0 2 0 1 0   3  7 0

勝利投手
敗戦投手
セーブ
本塁打 [ 巨人 ] 小笠原 12号(3回表2ラン)
バッテリー[ 巨人 ] 内海、越智 - 阿部
[ 広島 ]ルイス、横山、シュルツ - 石原

ルイス、不調でしたね。ルイスが毎回安打を浴びるなんてシーン、ここまで見たことがありません。
もちろん雨のせいで自慢のコントロールがつけにくかったということはあると思いますが、前回の登板もそうでしたが、疲れがたまっているのかこれからの季節、日本の蒸し暑い夏に順応できるのかどうか、ちょっと不安です。
試合の流れとしてはジャイアンツが先手を取ってカープがその裏に追いつくという流れ。
6回のチャンスに赤松が凡退して勝ち越せなかったのが最後まで響きました。
まあ、悪天候にはかないませんし、7回のあの流れだとジャイアンツに勝ち越されそうでしたからそれを考えれば勝ちに等しい引き分けと言えそうです。
ここはともかく、今日試合が出来るなら何とか勝って勝率5割にしたいところです。

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June 28, 2008

どうも、マエケンです

昨日の対ジャイアンツ10回戦は6-1でカープの勝ち。

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 安 失
巨人 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1  4 2
広島 0 1 3 0 1 0 0 1 X 6 13 0

勝利投手 [ 広島 ] 前田健(2勝0敗0S)
敗戦投手 [ 巨人 ] グライシンガー(6勝6敗0S)
セーブ
本塁打 [ 巨人 ] 阿部 7回 7号ソロ
[ 広島 ] 栗原 3回 8号3ラン
バッテリー [ 巨人 ] グライシンガー、山口、東野 - 阿部
[ 広島 ] 前田健、シュルツ、横山 - 石原

先日プロ入り初勝利をあげたばかりのマエケンがジャイアンツ打線を手玉に取り、無傷の2勝目GETです。
とても20歳の青年とは思われない落ち着いたそのマウンドさばき、さすがは「桑田2世」と言われた男です。
それにしても登板するたびに進化し、成長していることを確かに感じさせます。ブラウン監督もべた褒めでしたがまだまだ伸びしろを感じさせるだけに今後が本当に楽しみです。

上位打線が絶好調ですね。特に1番東出、2番赤松、3番天谷の俊足トリオはヒットは打つわ、送りバントは決めるわ、内野安打でかく乱するわ、ジャイアンツ相手にやりたい放題でしたね。
これだけ1~3番がチャンスを作れば4番打者も楽です。3回には試合を決定付けるスリーランホームランが飛び出しました。
調子を落としていたアレックス、シーボルの外国人野手コンビも今日はマルチ安打。外国人コンビがこのくらい打ってくれればかなり楽になるのですがね。

さて目の上のたんこぶ、ジャイアンツ相手に後半戦開幕戦を快勝しました。今日のように先発が試合を作ってくれさえすれば残り2戦も十分いけるはずです。一刻も早く5割復帰を頼みます。今のカープならジャイアンツ相手でも十分やれると思います。頑張って欲しいものです。

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June 24, 2008

緒方の一振りがチームを救い、交流戦勝ち越し

昨日の対イーグルス4回戦は7-6でカープの勝ち。

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 安 失
楽天 1 0 2 3 0 0 0 0 0 6 12 0
広島 0 0 1 1 0 4 0 1 X 7 15 0

勝利投手 [ 広島 ] 横山(3勝0敗3S)
敗戦投手 [ 楽天 ] 有銘(0勝1敗1S)
セーブ [ 広島 ] 永川(2勝0敗13S)
本塁打 [ 楽天 ] リック 3回 5号2ラン
[ 広島 ] 緒方 6回 2号3ラン
バッテリー [ 楽天 ] 朝井、渡辺恒、松本、有銘、川岸 - 藤井、井野
[ 広島 ] 長谷川、青木高、上野、梅津、横山、永川 - 石原

投げてみなけりゃわからない先発長谷川、今日は散々な出来でした。立ち上がり、コントロールが定まらず四球がらみで1点を失います。とはいえ、よく1点で済んだものだと思えるほどの内容。
さらに3回にはリックの2ランホームランでさらに2失点。結局ブラウン監督、3回で長谷川を諦め、青木高にスイッチ。ところが青木高も今日は不調。悪いときの青木高の典型的な崩れるパターン。甘い球を連打されあっという間に3失点。
一方、打線も3回に1点、4回に1点を奪い、再三スコアリングポジションにランナーを送るもののあと一本が出ず、特に3回の2死2、3塁のチャンスに栗原、5回の2死1、3塁のチャンスにはアレックスがそれぞれ凡退。
「今日も負けか。」と5回が終わったところで会社を出て帰宅の途についたのですが、ドラマはこの先に待っていました。
帰宅の途中で緒方の同点スリーランホームランを知らせるメールが入り、そこからは携帯でネットの1球速報をチェック。8回には2死2塁から栗原の勝ち越しタイムリー。そして最後は永川が3者凡退に抑えゲームセット。
大逆転で交流戦最終戦を飾ることが出来ました。

今日の殊勲者はもちろん緒方ですが、その前に代打で登場し3点目のタイムリーを放った前田、そして5回6回の2イニングをしっかり抑え、4回までの嫌な流れを断ち切った上野の存在も大きかったと思います。
それにしても緒方、先日のマリーンズ戦での勝ち越しツーランも見事でしたが、まさにチームの危機を救ったベテランの力に脱帽です。
さすがの野村監督にも「あのスリーランで決まったよ。もう、参った!」と言わしめましたね。

そして交流戦開始4年目にして初の勝ち越しを決めることが出来ました。鬼門の交流戦、5分でいければ御の字と思っておりましたが、借金4で突入した交流戦、終わってみれば借金2。
3位ジャイアンツとのゲーム差もわずかに1.5。Aクラスも射程圏に入ってきました。
そしてなにより交流戦の中で戦っていくうちにカープらしい機動力野球が次第に形になって見えてきたように思えます。特に西武ドームでライオンズに連勝したゲームなどは見事なものでした。
パリーグのエース級ピッチャーと次々と対戦し、トータルで勝ち越したことはカープナインにとっても大きな自信になったのではないでしょうか。

ただ先発投手陣の不安定さは今後の不安材料です。ゆったりした交流戦のスケジュールに救われてルイスが5勝したというのも大きいですし、1昨日のピッチングを見るとこれからの蒸し暑い季節にこれまでのようにすいすい勝ち星を重ねられるかも不安です。マエケンに目処が立ったのは好材料ですが、大竹、長谷川の二人には頑張ってもらわねばなりません。
特に長谷川は今日の負けを消してもらったわけですから、猛省して頑張っていただきたいものです。

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June 23, 2008

鉄腕も風邪にはかないません

昨日の対イーグルス3回戦は1-3でカープの負け。

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 安 失
楽天 0 2 1 0 0 0 0 0 0 3 10 1
広島 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1  6 1

勝利投手[ 楽天 ] 岩隈(11勝2敗0S)
敗戦投手[ 広島 ] ルイス(10勝5敗0S)
セーブ[ 楽天 ] 田中(6勝4敗1S)
本塁打 [ 楽天 ] 横川 2号(2回表2ラン)
バッテリー[ 楽天 ]岩隈、田中 - 藤井
[ 広島 ]ルイス、横山、シュルツ、梅津 - 石原、倉

セパ両リーグの最多勝投手同士の投げあいとなったこのゲーム。
ルイスが風邪を引き、体調が万全ではないということを聞いていましたが、どうやらその影響が出たようです。
いつもの絶妙なコントロールが影を潜め、球が上ずったところをイーグルス打線に狙われました。
それでも6回3失点ですからゲームはしっかり作っています。
しかし、岩隈の調子が良かったですし、カープは肝心の4番打者がチャンスで併殺。数少ないチャンスを潰し、7回からは神の子マー君登場で完全に封じられてしまいました。岩隈には連敗。山本、ダルビッシュ、涌井、帆足、和田等等パリーグのエース級を次々と攻略したカープでしたが、とうとう岩隈だけは攻略できませんでしたね。まあ、それは来年の交流戦のお楽しみにとっておきましょう。
このゲーム、両チームの4番の差が出てしまいましたね。まあ、ルイスで負けでは仕方ありません。とはいえ痛い負けですね。

交流戦の優勝はホークスに決まりましたがカープは1試合を残して12勝11敗。昨年のことを考えれば5割でも十分な進歩ですが、ここまで来たら出来ることなら勝ち越して終わりたいところです。

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June 19, 2008

はじめまして、前田健太です

昨日の対ファイターズ4回戦は2-1でカープの勝ち。

      1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 安 失
日本ハム 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1  3 0
広   島 1 0 0 0 1 0 0 0 X 2  7 0

勝利投手 [ 広島 ] 前田健(1勝0敗0S)
敗戦投手 [ 日本ハム ] 多田野(3勝1敗0S)
セーブ [ 広島 ] 永川(2勝0敗12S)
本塁打 [ 日本ハム ] スレッジ 9回 9号ソロ
[ 広島 ] 天谷 5回 4号ソロ
バッテリー [ 日本ハム ] 多田野、坂元 - 鶴岡、小山
[ 広島 ] 前田健、永川 - 石原

先日の札幌ドームでのゲームを髣髴とさせるゲームとなりました。しかし、グリンの代わりにあわや7回までノーヒットノーランを続けたのは我らが未来のエース、前田健太でした。
今シーズンここまで3試合登板し、いまだ勝ち負けなし。今季は引退した佐々岡の背番号18を襲名しエースとしての飛躍の年と期待されていましたが、その期待に見事にこたえるピッチングでした。
2回の1死1、3塁のピンチをスクイズ失敗、併殺で切り抜けたのが大きかったですね。8回に先頭打者の稲田にレフト前ヒットを打たれノーヒットノーランの夢は消えましたが8回を2安打無失点に抑え見事プロ初勝利を飾りました。本当におめでとうございます。
いずれはこのくらいのピッチングはしてくれるだろうと思っていましたが、高卒2年目にして早くもこれだけのパフォーマンスを示してくれるとはたいしたものです。
これで先発ローテ入りは確定でしょう。ルイス以外は投げてみなけりゃわからないカープ投手陣に頼もしい戦力が加わったといえるでしょう。

これで交流戦12勝目、交流戦の負け越しはなくなりました。昨年5勝しか出来なかったことを思えば大きな飛躍です。残り2試合、相手は連敗中のイーグルスとはいえ、エースの岩隈が登板してきそうです。前回大敗したことを思えば、何とかここでリベンジしておきたいものです。

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June 18, 2008

大竹またも背信投球

昨日の対ファイターズ3回戦は7-8でカープの負け

      1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 安 失
日本ハム 0 2 1 0 3 2 0 0 0 8 15 1
広   島 2 0 0 1 0 0 0 4 0 7 13 0

勝利投手 [ 日本ハム ] ダルビッシュ(7勝3敗0S)
敗戦投手 [ 広島 ] 大竹(2勝9敗0S)
セーブ [ 日本ハム ] MICHEAL(2勝0敗12S)
本塁打 [ 日本ハム ] 田中 3回 9号ソロ
[ 広島 ] 赤松 1回 5号ソロ
バッテリー [ 日本ハム ] ダルビッシュ、建山、武田久、MICHEAL - 鶴岡、中嶋
[ 広島 ] 大竹、梅津、大島、青木高、シュルツ - 石原

会社でネットを見ながらゲームを追っていましたが、3-8になった段階で今日は大敗だなと諦め帰宅したのですが、帰ってきてからチェックしてびっくり。あれから猛追して1点差まで詰め寄っていたんですね。
今のファイターズ相手にここまでやれるとはすごいです。
そう考えると余計大竹が普通に投げていれば今日は勝ちゲームだったんじゃないかと思われてなりません。

それにしても大竹、失点の仕方が悪すぎます。初回、ダルビッシュ相手に2点を先行してもらいながらすぐに追いつかれ、4回に同点にしてもらうとその直後また失点。
この悪循環は何なんでしょうか。こんなことじゃ打線の信頼も得られません。投げるたびに打線がしっかり援護してくれているルイスと全く対照的です。大竹がしっかりしてくれなければAクラス入りは難しいとわかっているのですから何とかしてほしいんですがねぇ。歯がゆい限りです。

不調だったとはいえダルビッシュから3点取りましたし、ファイターズのセットアッパー武田久も攻略しましたから打線は好調を保っているようです。中でも赤松、ほんとにダルビッシュとは相性がいいようです。今日も猛打賞。一番バッターとしての役目をきちんと果たしています。頑張ってますね。

ここまでのカープの頑張りにオーナーもAクラス入りに色気が出てきたのか新外国人獲得なんて事を言い出したようです。
一部には元ライオンズのマクレーンなんて話もあるようですが、ここはもう一人しっかりした先発投手を補強して欲しいところです。正直、ルイス以外は投げてみなくちゃわからないピッチャーばかりというのでは心もとありません。
ルイス級とは言いませんが6回3失点くらいで安定してゲームを作れる先発ピッチャーがもう一人欲しいところですね。

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June 16, 2008

帆足攻略 敵地で連勝

昨日の対ライオンズ4回戦は4-2でカープの勝ち。

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 安 失
広島 1 0 1 0 0 1 0 1 0 4 13 0
西武 0 0 1 1 0 0 0 0 0 2  7 1

勝利投手 [ 広島 ] ルイス(10勝4敗0S)
敗戦投手 [ 西武 ] 帆足(6勝1敗0S)
セーブ [ 広島 ] 永川(2勝0敗11S)
本塁打 [ 広島 ] 石原 6回 4号ソロ
[ 西武 ] G.G.佐藤 4回 17号ソロ
バッテリー [ 広島 ] ルイス、横山、永川 - 石原
[ 西武 ] 帆足、大沼 - 細川

鬼門 西武ドームで連勝。苦手意識を完全に払拭する勝利です。
それにしても昨日、一昨日とどちらがホームか見まごうほど集まった多くのカープファンの声援が選手たちを後押ししたように思います。西武ドームの天井にこだまする声援は本当にすごかったですね。

昨日のゲームのポイントは5回裏だったと思います。4回裏にGG佐藤の同点弾で2-2の同点とされ、流れがライオンズに傾きかけた中、二死からボカチカがツーベースヒットで出塁。続く片岡がレフト前へヒットを打ちますが、今日スタメンの廣瀬の強肩でホームタッチアウト。このプレイが大きかったですね。流れをカープに引き戻し、直後の6回表の石原の勝ち越し弾につながりました。

さらに8回の4点目のダメ押しも大きかったですね。二死から今日3三振の木村がセンター前ヒットで出塁。続く赤松の初球、盗塁を試みますが帆足の牽制に誘い出される形となり、万事休すかと思われましたがセカンドに滑り込んだ木村の判定はセーフ。思い切りのいい走りがいい形につながり、赤松のレフト前にポトリと落ちるタイムリーヒットで生還。二死からの攻撃だっただけにこの1点はライオンズにとってダメージが大きかったですね。
ヒット13本で4点と拙攻気味のカープ打線でしたが、パリーグ防御率トップの帆足から足を絡めたそつのない攻撃で4点を奪ったのですからたいしたものです。

そしてルイス、頼もしいピッチングでした。ルイスの投げる日は負けないという安心感が見ているほうにもあります。本当にすごいピッチャーですね。まだ6月半ばなのに遂に10勝到達です。まさに神様仏様ルイス様ですね。
永川は通算100セーブ達成。3年連続サヨナラ負けを喫している縁起の悪い西武ドームでの記録達成だけに喜びもひとしおではないでしょうか。今の永川、本当に安心してみていられます。昨年の今頃とは別人ですね。おめでとうございます。

これでパリーグ首位ライオンズに3勝1敗と勝ち越し。しかも涌井、岸、帆足とライオンズの主力級投手を攻略しての勝利だけに価値があります。これで交流戦アウェーの戦いは終わり、残り2カードはホームでのゲームとなります。バファローズとホークスに3連敗したときは交流戦後半戦で失速かと覚悟したのですが、これで後半戦も4勝4敗の五分に戻し、貯金も2となりました。残る2カードがファイターズとイーグルスと好調チームが相手だけに連勝は難しいかもしれませんが最低でも2勝2敗でいって欲しいものです。

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June 15, 2008

航空会社は旅行会社に全ての責任を押し付けるな

久しぶりにカープ以外の話題で書いてみます。長文になりますがご容赦を。

海外ツアー料金、燃料サーチャージ含む「総額表示」に (讀賣新聞)

金曜日の讀賣新聞に出ていた記事です。
業界人としてこの問題だけは無視するわけには行きません。一言言わせてもらいます。

記事を読むとこの特別燃油付加運賃の問題、旅行会社と消費者間の問題だと誤解されかねませんが、はっきり言わせてもらえばこれは航空会社と消費者間の問題なのです。
旅行会社はあくまで航空会社の代行として消費者からこのサーチャージを徴収しているだけなのです。

この問題に関する詳しい記事はこちらにあります。

「付加運賃」に苦情殺到 航空VS.旅行 (フジサンケイビジネスアイ)

■旅行業界、総額表示を要請/航空業界、原油急騰で拒否

 旅行パンフレットの料金表示をめぐり、旅行業界と航空業界が対立している。ほとんどのパンフには、原油高騰で引き上げが続く「燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)」の金額が記載されておらず、「分かりづらい」などの苦情が殺到。旅行業界は付加運賃を含む「総額表示」を来年4月にも導入したい考えだ。そのためには3カ月ごとの付加運賃改定をパンフに合わせて6カ月ごとに変更してもらう必要があるが、航空業界は「急激な原油高に対応できない」と反発し、事態打開のめどはたっていない。

 ツアー旅行などのパンフレットには航空運賃やホテル宿泊料などを合わせた「旅行代金」だけが記載されている。
 例えば、ある大手の「ハワイ・ホノルル5日間滞在ツアー(7~9月出発)」の場合、料金は「6万9000~11万6000円から」と表示。付加運賃については「別途加算されます」とだけ説明されている。気づかずに、窓口で申し込むと、往復で4万円もの追加を請求される。
 燃料価格の上昇を自動的に料金に反映させる付加運賃は、原油高騰で上昇の一途。旅行代金の半分前後の金額が加算されるだけに、窓口でトラブルになるケースが多発しているほか、付加運賃を聞いて、申し込みをやめる人も多いという。

 ■「二重価格」

 昨年12月に日本旅行業協会(JATA)が加盟各社を対象に行ったアンケートでは、「二重価格の印象がある」「納得できない」「不透明」などの苦情が多数寄せられていることが分かった。また、複数の会社で、社員が詐欺呼ばわりされ、退職を申し出たケースも報告されている。

 付加運賃を表示できないのは、旅行商品は半期ごとに設定しパンフを作成することが通例になっており、四半期ごとに改定される付加運賃を反映できないことが原因だ。
 このため、JATAは来年4月からの総額表示導入を目指す方針を決定。5月7日に国内外の航空約60社に対して、(1)付加運賃の改定時期を旅行商品にあわせ6カ月ごとにする(2)付加運賃を本体運賃に組み込む(3)付加運賃分についても代行徴収手数料を旅行会社に支払う-ことなどを要望した。

 これに対し、航空業界は「6カ月ごとの悠長な改定では、急激な燃料費上昇に対応できない」と猛反発している。
 航空各社は投機マネーの流入などで原油価格が短期間で急騰する事態に対応するため、昨年7月にそれまで不定期だった付加運賃の改定を3カ月ごとに変更したばかり。6カ月ごとに延長すると、その間の急騰で付加運賃が一気に大きく上昇することになりかねない。激しい乱高下で一時的に下がった場合、改定期間が長いと、利用者がそのメリットを享受できない可能性もある。

 国際航空運賃の認可を行う立場にある国土交通省は「当面は民間の話し合い」として静観する構えだが、原油価格がさらに上昇気配を強めるなか、両業界の歩み寄りは難しそうだ。(山口暢彦、前田明彦)

【用語解説】燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)

 航空燃油価格の高騰に伴い2005年1月から国際線に導入された制度。昨年7月に不定期から3カ月ごとの改定に変更された。日本航空と全日本空輸の7~9月の付加運賃は、2~4月の燃料価格の平均に基づき、欧米路線で現行の片道2万円から2万8000円に、ハワイやタイは1万4000円から2万円に引き上げられる。引き上げは日航が昨年7月から5四半期連続、全日空は4回目となる。

--------------------以上引用---------------------------------

私自身は以前書いた記事でこの「特別燃油付加運賃制度」が航空会社に「打ち出の小槌」を与えてしまったのではないかと批判しております。
この問題で航空会社が一番ずるいと思うのは、この「特別燃油付加運賃制度」について消費者への説明、クレーム処理その他一切のことを旅行会社に丸投げしているにもかかわらず、多くの航空会社は旅行会社に対してその対価となる手数料等を一切支払っていないということです。
それだけでも腹立たしいのに今回のツアー代金を燃油サーチャージを含む総額表示にするという話は燃料費の変動リスクを消費者ではなく旅行会社に負わせようとするものです。

例えば30万円の米国行きのパッケージツアーがあったとします。このときの旅行会社の利益は一割の3万円となります。
今回7月の特別燃油付加運賃の値上げ幅は日本航空、全日空で片道8千円、往復で1万6千円となります。
ツアー代金を燃油サーチャージを含む総額表示とした場合、旅行会社の利益の半分以上が航空会社への燃油サーチャージとして消えてしまうことになります。これでは旅行会社は経営が成り立たなくなります。

消費者の旅行代金と特別燃油付加運賃に対する不信感というのはよく理解できます。
しかしながら航空会社が現行の制度を維持し続ける限り、旅行会社としては「総額表示」などということはとても承服できるものではありません。

燃油サーチャージを航空券に切り込む以上、これについての説明責任、クレーム処理の責任は航空会社にあります。燃油サーチャージを航空券に切り込むということは旅行会社側が依頼したわけではありません。燃油サーチャージを旅行会社が代行徴収したとしても、現行制度では旅行会社側には何のメリットもありません。ただお金が右から左へ流れるだけです。
ならいっそのこと、旅行会社は燃油サーチャージの代行徴収を航空会社に対して拒否するくらいの対抗措置を取って見たらいいのではないでしょうか。

そうなれば、航空会社は以前の空港施設使用料のようにチェックインの際に顧客から現金で徴収しなくてはならなくなります。その際の人的負担、時間的手間、顧客への説明責任、クレームの処理等に直面しない限り航空会社側の考え方、体質は変わらないのではないでしょうか。

過激な意見かもしれませんが、旅行会社の経営の根幹にかかわる問題である以上、真剣に考えるべきだと思います。

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鬼門 西武ドームで快勝

昨日の対ライオンズ3回戦は8-1でカープの勝ち。

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 安 失
広島 0 1 2 3 0 0 0 0 2 8 17 0
西武 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1  7 1

勝利投手 [ 広島 ] 長谷川(3勝5敗0S)
敗戦投手 [ 西武 ] 岸(6勝3敗0S)
セーブ
本塁打 [ 西武 ] 片岡 8回 2号ソロ
バッテリー [ 広島 ] 高橋、長谷川、横山、シュルツ - 倉
[ 西武 ] 岸、岡本篤、三井、正津、許 - 細川、上本

昨年まで7連敗中の西武ドーム。私もそのうち4試合ほど現地で観戦していますがそのうち3試合はサヨナラ負け。いやぁ、関東のカープファンにとって幕張と並んでまさに鬼門といえる球場です。その場所でこのような快勝劇を見られるとはここまでの鬱憤を晴らすことが出来ました。
今年はいろいろ事情があって現地観戦は出来ませんがネット中継と地上波でしっかり応援させていただきました。私が現地に行かなかったから勝ったのかも知れません。

初回、建さんが一死満塁で降板したときはどうなることかと思いましたが緊急登板した長谷川の出来がすばらしかったですね。ピンチを連続三振で凌ぎ、7回まで5安打1失点の快投。フォークボールが冴え渡り、三振を9個も奪いました。7回のブラゼルの打席の際の誤審からピンチを広げ降板しましたが、あれさえなければまだまだいけたと思います。
長谷川にいえることはこれだけのポテンシャルがありながらそれをコンスタントに発揮できない、投げてみなけりゃわからないという部分で首脳陣の信頼を得られないのだと思います。今日のようなピッチングがコンスタントに出来れば2ケタ勝利は出来るピッチャーなんですからね。なんだかんだ言っても長谷川の活躍なくしてAクラス入りはありえませんからね。何度も書きますがハセよ、頑張ってくれ。

今日の打線、まさにカープの目指す大技小技の機動力野球でした。
特に4回裏、先頭の天谷がセーフティバントで出塁し盗塁。倉のライトフライの後、続く木村がまたも絶妙なセーフティバントで1死1、3塁とチャンスを広げ、ここで赤松がフェンス直撃の2点タイムリーツーベース。さらに東出のショートへの内野安打で1死1、3塁としライオンズ先発の岸をKO。さらに替わった岡本篤からアレックスがセンター前タイムリーで3点目。目の覚めるような攻撃でライオンズの息の根を止めました。

途中降板した建さんの状態が心配ですが、今日はルイス先発です。相手もパリーグ防御率一位の帆足ですから難敵ですが何とか3点とってルイスを援護して欲しいものです。ここで連勝できればここまで積もり積もった西武ドームに対する苦手意識も払拭できると思います。
頑張れ、カープ。

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June 13, 2008

嶋 値千金逆転弾

昨日の対マリーンズ4回戦は8-5でカープの勝ち。

    1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 安 失
広 島 0 0 1 1 1 0 3 1 1 8 14 1
ロッテ 3 0 0 0 0 2 0 0 0 5 11 1

勝利投手 [ 広島 ] 横山(2勝0敗3S)
敗戦投手 [ ロッテ ] 川崎(0勝3敗1S)
セーブ [ 広島 ] 永川(2勝0敗10S)
本塁打 [ 広島 ] 嶋 7回 2号2ラン、赤松 8回 4号ソロ
バッテリー [ 広島 ] 前田健、梅津、横山、シュルツ、永川 - 石原
[ ロッテ ] 唐川、高木、伊藤、久保、川崎、シコースキー - 里崎

マエケン対唐川、注目の若武者対決は皮肉にもお互いに勝ち負けがつかない結果となりました。初回いきなり3失点のマエケンでしたが、徐々に立ち直りました。対する唐川、序盤こそカープ打線を抑えていましたが、徐々につかまり5回を投げて3失点でマウンドを降りることとなりました。
一方、同点に追いついてもらったマエケンも6回には梵のエラーをきっかけに失点。結局、勝ち投手の権利を得られず降板となりました。

正直3-3の同点になった段階で、中継ぎ投手陣の我慢比べになればカープのほうが有利と思っていただけに、逆に6回の2失点は痛かったですね。昨年までのカープならここで終わっていたことでしょう。
しかし、今年のカープはここからが違いました。
7回、一死後アレックスがツーベースヒットで出塁。これを不調の前田が意地のタイムリーヒットで返し、1点差とすると、続く小窪に代打嶋。
昨日チャンスでブレーキとなっていた嶋だけに期する物があったのでしょう。代わった左腕川崎から逆転ツーランホームランを放ち、遂に逆転。
さらに8回には赤松のホームランで中押し、9回にはアレックスのスリーベースヒットと相手の失策によりさらに追加点と終盤の畳み掛ける攻撃で、遂に鬼門幕張での連敗を止めることが出来ました。
苦手マリーンズに勝ち越しを決めることが出来、交流戦の勝敗も五分に戻すことが出来ました。

いよいよ次はもう一つの鬼門、西武ドーム。2年連続サヨナラ負けの屈辱や尾形佳紀の怪我などここでは本当にいい思い出がありません。ここで勝つことが出来たなら本当の意味でライオンズに対する苦手意識も払拭できるでしょう。パリーグ首位チーム相手、厳しいゲームとなりそうですが前回やられた石井一や、涌井の登板はなさそうです。何とか敵地で一矢報いて欲しいものです。

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