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January 31, 2006

ブラウン監督 補強拒否

広島カープ、恒例の広島護国神社での必勝祈願でのエピソードです。

ブラウン“激怒”「補強いらない」(デイリースポーツ)

「オーナーはチームを過小評価しているんじゃないですか?今のままの戦力でも十分にいけるはずです。あまり、チームのことを心配しないでください!」

FAなどで大型補強をしたチームも多い中、現有戦力の底上げで
戦おうとしているブラウン監督の選手への信頼が伝わってくるような
言葉です。

この監督の言葉を意気に感じて選手の皆さんには開幕目指して
精進してほしいものです。

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January 30, 2006

サントリー登美の丘ワイナリーへ行ってきました

昨日、家族でサントリー登美の丘ワイナリーへ行ってきました。
こちらの見学コース、今年から全て予約制となったとの事で、朝一番でワイナリーに電話をしてみました。

「予約っていつまでにしなくてはいけないんですか。」
「できれば前日までにお願いします。」
「ちなみに今日の予約はもう取れませんか。」
「いえ、今日でしたらまだ大丈夫です。」

ということで、最終の15時の回を予約してワイナリーへ向かいました。

ワイナリーへ到着したのは14時過ぎ。ちょうど14時からの回のお客
が貯蔵庫へ向かうところでした。
小一時間程時間がありますので、リオンセラーを覗いたり、醸造所の近くを散歩したりして時間をつぶし、ようやく15時となりました。

まずはスライドやビデオにてワイン作りについての知識をレクチャー。
面白かったのは、1本のワインを作るのにブドウが何房必要かとの
説明で、通常のワインの場合5~6房で1本のワインになるとの
ことで、思ったより少ない量でワインになるものだと思いました。
その後、貯蔵庫へ移動し、樽貯蔵庫、瓶貯蔵庫を見学しました。
貯蔵庫の中は年間を通して13℃位に保たれているとの事で、
中にはおびただしい数のワインが眠っておりました。
こういう場所はなかなか見学できませんので貴重な体験です。

見学後は各自、丘の上に移動してワインの試飲です。
醸造所や貯蔵庫は丘のふもとにありますが、ブドウ畑は丘の上の
南向きの斜面に広がっているとのことで、車で丘の上に移動します。
途中、スイッチバックがあるような急な斜面をあがりますと、丘の上
にはブドウ畑の中に、ワインショップやレストランなどがあります。
ワインショップでは出来立てのにごりワインの無料試飲が出来ます。
でも私は車の運転がありますので飲めません。車が無いと行けない
ような立地にあるので仕方ありませんが、ワイン好きのドライバーに
とっては辛いものです。
家内は3種類とも試飲しましたが、どれも甘口であまりお気に召さな
かったようです。
娘と私は「なっちゃん」の洋ナシりんご味のジュースで我慢です。
娘はさらにぶどう味のソフトクリームを買ってもらい、満足したようです。

こちらのワイナリーでは無料試飲のほかに、有料でここで作られて
いるワインの試飲が出来ます。
今日の最大の目的はここで作られている貴腐ワインの試飲です。
通常のワインは5~6房で1本のワインになるとのことでしたが、
貴腐ワイン1本を作るのに何と100~120房もの貴腐ブドウが必要
で、なおかつ貴腐ブドウ自体が気候条件に恵まれたときしか出来
ないまれなものだそうで、このワイン1本何と50,000円以上するもの
です。
それがここでは2,100円で試飲できるとのことで、これは是非試して
みたいと思っておりました。

2,100円を支払い、出てきたのは小さなリキュールグラスに入った
貴腐ワイン。恐らく50CCほどしかないと思います。
50CCで2,100円と思うと「高い」かもしれませんが、1本50,000円
だと思えばそうでもないかもしれません。
私も一口だけ味見してみました。
トロリとした感じで甘いのですが、決して甘ったるくはありません。
香りは黒砂糖と蜂蜜をあわせたような香りがします。
なるほど、これが貴腐ワインかと感激しきりです。
家内も「これは本当に美味しい、チョコレートのムースなんかに合わせると最高かも。」と感激しておりました。

ちなみにショップの方の説明ですと干しブドウ状になった貴腐ブドウからブドウの果汁を搾り出すのは大変な作業だそうで、貴腐ワインを作るのは本当に手間隙かかるものだそうです。
そう考えれば値段も納得です。(でも買えませんが)
高価な貴腐ワインを試飲できるところは他にあまりないとのことで、
貴重な体験をさせてもらいました。

今度は暖かい時期にレストランで食事でもしながらワインを楽しんで
みたいものです。(あっ、でも車で行ったんじゃダメか・・・)

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January 27, 2006

「自分勝手なことをする選手は3年後にはいない。」

キャンプインを前にブラウン監督が来日しました。

ブラウン自信満々 カープは強い(デイリースポーツ)
ブラウン監督が強い姿勢…方針に従わない選手は任期中に追放する(サンスポ)

チームの和を乱す者は追放するとブラウン監督、厳しい方針を打ち出しました。ブラウン監督の考えが浸透し、チームの意識改革が進めばきっとカープは強くなる。私はそう信じます。
キャンプインが待ち遠しいです。楽しみ、楽しみ!!

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January 23, 2006

1月21日、22日の結果

1月21日、22日のPOG関連の勝ち馬は下記の通り。

1月21日(土)
京都4R 3歳未勝利 芝1800メートル
勝ち馬 タガノボーディング(鯉狂い3歳牡馬4位指名)
    (父ブライアンズタイム 母スペリオルパール)

京都9R 3歳オープン 若駒ステークス 芝2000メートル
勝ち馬 フサイチジャンク(S氏3歳牡馬5位指名)
    (父サンデーサイレンス 母セトフローリアン)

フサイチジャンク、3連勝でクラシック候補に踊り出ました。
昨年のディープインパクトほどのインパクトはありませんが、
新馬戦から3連勝はなかなかできるものではありません。
フサイチの関口オーナー、今年は調子がいいです。
フサイチリシャールとの直接対決は皐月賞までないでしょうが
これは楽しみです。
と言うか両方とも他のオーナーに持たれているだけに頭が
痛いです。

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January 16, 2006

1月14日、15日の結果

1月14日、15日のPOG関連の勝ち馬は下記の通り。

1月14日(土)
京都4R 3歳新馬 芝1400メートル
勝ち馬 アドマイヤダーリン(F氏3歳牡馬3位指名)
    (父サンデーサイレンス 母ガゼルロワイヤル)

私の持ち馬は土曜日の京都1Rでプリティアンブレラが1番人気で
3着、日曜日の京都9R紅梅ステークスでエイシンアモーレが1番
人気で3着という結果でした。
紅梅ステークスを勝ったタッチザピーク、かなり強そうです。
他のメンバーが持っていないのが幸いです。

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January 10, 2006

「岩村デー」には真っ赤なメガホン?

スワローズの古田新監督、観客動員のために色々なアイデアを出しているようですが、今度はこんな企画です。

「古田デー」でメガネファン割引
2006年1月10日(火) 6時4分 スポーツニッポン

 

ヤクルトの古田敦也監督(40)が9日、東京・新橋の球団事務所で今年1回目のF―PROJECT会議を行い、今季から公式戦に各選手の名前を冠する応援企画を行うことを発表した。決定第1弾の「古田デー」は、自身のトレードマークの眼鏡をかけたファンに入場料割引サービスを行う。神宮の一塁側が右も左も眼鏡、眼鏡で、故横山やすしさんもビックリの“一塁総眼鏡”が実現する。

 古田監督は「○○デー」の趣旨について「ファンが一体感を持って応援できるように」と説明した。日程は現在調整中で、202安打を達成した青木、看板打者の岩村についても開催される見込み。「岩村デー」はイメージカラーの赤色グッズを身につける計画が予想されるが、入場曲に矢沢永吉の「止まらないHa~Ha」を使用しているため、数万人によるタオル投げも夢ではない。

 古田監督は各試合に新たなスポンサー名を冠する企画も発表しつつ、ヤクルト入りを示唆した楽天のマスコットMr・カラスコには「ウチに来てくれるなら、巣を用意しないと。都会的な」と条件面にステキな巣を確約。F―PROJECTがさまざまなアイデアで、神宮の杜を華やかに変えていく。

-----------------引用ここまで--------------------

眼鏡をかけております私、「古田デー」にも興味はありますが、
それ以上に興味があるのは「岩村デー」。
「イメージカラーの赤色グッズを身につける計画」とありますが
これってカープの赤いメガホンや、赤いTシャツなんかでもいいん
でしょうかね。
カードにもよるとは思いますが、カープファンが殺到したりして。
それならそれで古田監督のアイデア的中って訳ですね。

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1月5日、7日、8日、9日の結果

新年最初の開催のPOG関連の勝ち馬は下記の通り。

1月8日(日)
京都3R 3歳未勝利 ダート1800メートル
勝ち馬 キャプテンベガ(鯉狂い3歳牡馬1位指名)
    (父サンデーサイレンス 母ベガ)

京都9R 3歳500万下 福寿草特別 芝2000メートル
勝ち馬 フサイチジャンク(S氏3歳牡馬5位指名)
    (父サンデーサイレンス 母セトフローリアン)

いやぁ、キャプテンベガ、ようやくダートで初勝利です。
新年初の勝ち馬というのは縁起がいいです。
ダートでも何でもとにかく一つ勝たないことには次に
進めません。何とかクラシック戦線に駒を進められるよう
祈っております。

一方、9日の京都6Rの新馬戦に出走したテューダーローズは
6着でした。
まあこの血統も新馬戦はたいてい負けてますので、次走の
変わり身に期待したいと思います。

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January 07, 2006

新春討論 河野&石川&井上 ~終わりに~

(続き)

藤澤 最後に議長から石川、井上両氏へ。
河野 私はもう政治家生活が40年になるが、後半の20年はずっと石川さんと一緒。自民の若手だった頃と新自由クラブの時などは違うけれども、それ以外は全部一緒。意見が違うところも当然あるが、やっぱり政治家としての筋や主張、行動は1番頼りになるし、なんかの時には「ちょっと来てくれや」と相談に乗ってもらう、実に貴重な人材であり友人。
井上君は何と言っても新しいセンスを持っている。しかも役所にいて組織的に物を考える勉強がよく出来ている。石川さんや僕のような党人派っていうのは、朝起きて突如「これだ」って、びっくりするような発想をパッパッと出すんだが、この人はやはり「現状がどうだ、現行法はどうなっているから、その延長線上をたどって行くとこういうことが出来るかな」というルールが良く分かっている。
だからこの人の主張は通り易い。僕らの主張は通すのに実に骨が折れる。そういう点で井上君は極めて近代的。そしてこれからの政治は説明能力が大事。何をやるにしても。それが出来るのが彼のいいところ。問題は三多摩にちゃんと根を下ろして、三多摩の根性をすえて、政治が出来るかどうかだ。それさえ出来れば石川要三のいい後継者になれると思うね。
藤澤 石川さんから井上さんへは。
石川 政治家とは国を思う気持ち、愛国の気持ちが第一。いくら議論が達者でも頭が良くても一番の資質はそこにある。昔から語り継がれている「三多摩壮士」の資質もそこにある。そういった精神を持って天下に名を馳せた先輩たちがいることを忘れずに、国家のために尽くしてほしい。
藤澤 ますますのご活躍を期待しています。本日はどうもありがとうございました。
(西の風新聞 第845号 2006年1月1日号より)

-------------------------引用ここまで------------------
ここまで5回にわたり、討論記事を起こしてみました。
書いていて、同じ河野派とはいえ、河野氏と石川、井上両氏でこんなにも憲法改正や選挙制度について考えが異なるものかと驚きました。
石川氏は防衛庁長官を務めたという事もあり、非常に現実的な保守主義者であると感じました。また後継者の井上氏も若手とはいえ、憲法改正についてはしっかりした考えを持っているようです。
それに対して河野氏は観念的に護憲を主張しているだけのように感じます。武力の保持についても警察力を整備すれば事足れりという主張で中韓の脅威についてはほとんど意識の中にないようです。
まあ、新年早々このような発言をしているようでは、それも仕方がないのかもしれません。ネットの中では「紅の傭兵」とも揶揄されている媚中派売国議員ですから。
河野派とはいっても事実上、派閥の総裁候補は麻生外相でしょうから、井上議員には「麻生総理大臣」誕生に向けて、今後とも是非がんばっていただきたいと思います。

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January 06, 2006

新春討論 河野&石川&井上 ~選挙制度、民営化について~

(続き)
藤澤 やはり選挙制度は変わるか。
河野 変わらないね。なぜかと言うと、今の小選挙区で当選した人たちが、賛成・反対の権利を持っているから。今受かっているのに「変えよう」という気にはなかなかならない。だから今の議員を横に置いといて、「新しい選挙制度を作ろう」という人たちが集まれば、「比例はなくした方がいい」などと、色んな案は出てくると思うが、最後に審議して投票するのは議員たちだからね。この人たちの大多数はこのままでと思っていると思う。
ただ、総定数が変わるといった状況はあるかもしれない。
石川 それと中選挙区制を経験した者として、脱派閥を進めたいのなら、小選挙区制の方がいい。例えば83会など中選挙区制だと絶対生まれない。同じ選挙区で戦い合う仲もいるから。むしろ小選挙区制のままの方がいいのでは。いずれにしても選挙制度というのは神様ではなく、人間が作るものだから必ず欠点がある。
藤澤 改革路線については
石川 少し改革という言葉が流行語になりすぎているきらいがある。そもそも歴史とは改革の積み重ね。今は改革と言うより、大改革の時だ。以前では考えられなかったものが、どんどん民営化されている。ただ、必ずどんな改革にも欠点がある。改革後にそれを洗い出すのが大事なんだ。まさに耐震偽装はそこ。
河野 年末の耐震偽装の事件はひどく、国会で証人喚問をするということも起こった。
まあ、考えてみると、政治が官から民へ、中央から地方へと一つの流れを作っていて、これをしっかりとやらないと国際競争力もなくなるし、新しい時代にも対応できなくなってしまう。だからこの官から民への流れはその通りだと思う。
井上 今回の郵政民営化に表されるように、「改革を進めていくんだ」という気運は国民的にも盛り上がっている。だからこそ憲法と同じく、先を見据えた改革をしっかりとやって行かなければならないと思っている。
河野 ただ、やはり見ていると、どこまで官から民へと移すかが問題だ。官がやらなければならない分野と、民がやったらいい分野とがあって、そこの線引きがしっかりとされていないといけない。耐震偽装にしてもその一つ。結局責任の所在がわからなくなってきている。大変な迷惑で、結局最後は国家が相当なお金を出す、つまり国民の税金を投入する話になっている。これは問題で官から民への話は立法府がよくチェックしなければならない。
また、ああいった事件がおきると「官から民へしたのは間違いだった」とすぐ指摘する人もいるが、民間に移していたからこそ、 認可もスムースに下りていたもの。それをまた官へ移すとなると検査官なども増やさなければならず、「民が駄目なら、また官へ戻せばいい」という簡単な話にはならない。その辺をもう一度踏まえて、立法府は官から民への流れを考えねばならない。
井上 私も議長と同じく、ちょっと疑問に思っているのが、改革とは「改革すればいい」というのではなくて、「良く変えなくては意味がない」ということ。なんだか「壊し屋」みたいな話に最近なっていないかと懸念する。「特別会計はゼロでいい」とか、ちょっとおかしいのではないか。
河野 政府系金融機関は一つとかもだ。なぜあれが一つでなければならないのか分からない。
井上 やはりそこには理屈があって世の中の状況に合わせてという目を持っていく。そうした中で今一つだけ申し上げるならば、現在トピックになっている耐震偽装の問題。これで私が思うのは、「民間で出来ることは民間」でという小泉首相が言っている話。ここで私がちょっと違うと思っているのは、これだけ経済や技術が発展してきた中で、「民間で出来ないことはない」と思っている。
河野 今は戦争まで民間でやっている。
井上 そうです。民間軍事会社がやっている時代ですから。そうなると今大切なのは、「民間でやるべきことは何なのか」。それを見極めてやっていかねばならない。
その上で民間に任せてやっていく訳だが、そうなると今度は民間の方の見識が問われる。日本が成熟した国家になったから、官から民へと移していく。これまでのように官が懐疑的に民間を見て、事前の規制をかけるのではなく、民間に任せて事後のチェックをしていこうというのは、確かにその通りだと思う。
しかし、果たして国民がそこまで成熟しているのかというのには疑問が残る。残念ながらそうではない人たちもいる。そこをどう担保していくか。私が心配しているのは、例えば耐震偽装にしても実は民間解放して事後チェックにした方がマンパワーがかかってしまうのではないかということ。そうなると「小さな政府」ではなく、「大きな政府」になってしまうのではないか。そうだとすると、総理が言っていることは矛盾してしまわないかと懸念している。
河野 例えば検査官を政府が認定して、その検査官が「いいよ」と言っても、その検査官が間違ったら最後の尻拭いは認定した国がしなければならなくなる。その検査官は尻拭いはできないから、最後は国が面倒をみなければならない、というのがあっちでもこっちでも起こったら大変なことになる。

(さらに続く)

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January 05, 2006

新春討論 河野&石川&井上 ~政界再編の可能性~

(続き)

藤澤 その過程の中で民主党などとの政界再編は考えられますか。
石川 本当はあるべきだと思う。僕が不思議に思うのは、国家の1番大切な憲法論で、党内の意見が分裂している党なんて、もはや一つの政党じゃないと思う。それはごまかしだ。
井上 僕は実際に割れると思っている。特に今、憲法が議論になっていることと、もう一つは今の現状が「自民党が大勝。民主党が大敗した」という状況。僕は政党とはものすごく勝った時と、ものすごく負けた時に分裂すると思っている。
民主党が、考え方が違うのに結束していられるのは、「次の政権は俺たちだ」と思えていたから。でもそれが負けて可能性が遠くなった今、「もう一緒にやってられないよ」という状況になると思う。逆に我々自民党も衆参で300議席を越える大所帯になると、中には色んな人たちがいて、しかも9月には総裁選という大きな政治的日程がある。となると、「あいつが総理になるのは気にくわねえ」という話も出て来ると思う。
つまり、数年内に割れる可能性を、お互い抱えている。そしたら再編です。
河野 やはり民主党という政党は、出来上がった人たちが作った党だから、なかなか難しい党。つまり、「こういうことをやりたい」「こんなことをやらないか」と言って集まった党ではないから、なかなか意見の一致が難しいようだ。
例えば前原代表が先日、アメリカで語った演説についても、「よく言った」と手を叩く人がいる一方で、「困ったもんだ」と苦虫を噛み潰したような顔をする人もいる。これらが一つの意見になるとしても恐らく時間がかかるだろう。
それと前原代表の考えはちょっと違う。僕らは「党首と言うのは、党員全体の意見をよく聞いて、まあ極端を言えば最大公約数のところで収めていくもの」と思っていた。ところが彼の場合はそうではなくて、「俺はこうなんだ。だからついて来い。それがリーダーシップだ」と考えている。つまり、最大公約数に持っていくと、つまらない意見になってしまうと考えている。だから少し突出した意見を言って、それで引っ張っていこうとする、そんな手法だから。
石川 民主党も今の前原代表のようなのが走っていくと、「前原代表ではとても考えが違う」と、くっ付いていかない人も出て来る。小泉首相はおそらくそれを見越して、ラブコールを送っているのだろう。
河野 まあ、民主党はこの前の選挙で負けたから苦難の時。政党と言うのは負けたら絶対もめるから。
石川 そう言えば1番つらい時の総裁だったな。
河野 自民党のね。あの頃は毎日毎日、党本部へ行くと「今日は誰が離党届を持って来ます」という時代を経験したから。それを考えると、やはり党というのは一緒に汗をかいて来たんだから、みんなで納得して進むというのが、大事だなと僕は思っている。
井上 もう一つ思うのは、政界再編になるとして、問題なのは選挙制度。小選挙区で政界再編ができるかどうか。
分裂するのは簡単だが、一緒になるとして同じ選挙区に候補者が二人いたら、「どっちが候補者になるんだ」という問題が必ず起こる。そこをどう乗り越えられるかだ。
分裂したはいいが、小さな政党が乱立する状況では、日本の未来にとってあまり良い状況ではないと思う。
私はあくまで衆議院は単純小選挙区、参議院は単純全国区だと思っていますが。
(さらに続く)

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January 04, 2006

新春討論 河野&石川&井上 ~改憲について語る~

新春対談の続きです。

藤澤 憲法論争についてもお訊きしたいのですが。
河野 私の考えからすると、今の改憲論争には大きな間違いが2つある。
1つは「何で今変えるんだ」ということ。何でいま必要があるかと改憲論者に訊けば、「もう60年も変えずに来たんだから、もう変えた方がいいよ」という。
まことに単純な話。そうかと頷き、「じゃあ、どう変えるんだ」と訊けば、「それはこれから考えるんだ」と返される。普通はここが問題だから、ここを変えようというのが改憲論。今の改憲論は「そろそろ変えた方がいいや」という考えが先にありきで、その後にどこを変えるかと相談している。
そうなると、改憲するという事だけ一致していて、内容を決める時にはバラバラになる。全然まとまらない。つまり「改憲する」というキャッチフレーズだけ決まっている状態。その声が大きいだけ。私はこれはあまり大した声だとは思っていない。
もう1つの間違いは自民党内にある改憲論の根拠。それは自民党が結党した時に、立党の精神に「自主憲法を作る」と謳ったこと。これは実際には当時の鳩山派が改憲、吉田派が護憲だったため、、全体の半分の意見。だから微妙な書き方をしているけれども精神の中に「自主憲法を作り、独立国家としての自信を持とう」などと謳われたのをいま1つの根拠にしている。
これは言い換えれば占領されていたアメリカからの自立を意味し、それを自主憲法の制定という形で表したもの。しかし、ここで改めて考えなければならないのは、当時の「自主憲法の制定」は、「占領軍からの独立」を意味していたのに、色々とやっている内に、今の改憲論は「憲法を変えてどのようにうまくアメリカと一緒に行動ができるか」という議論にすりかわっている。これではスタートの時とまるで議論が違う。
「スタートはアメリカから自立しろ」だったのに、今の憲法改正は「アメリカと一緒に国際貢献や共同行動するために直したい。このままじゃできない」という話。自民党の改憲論とは「もうそろそろ60年経っている」と「何たって立党の精神だ」との二つしかない。これでは私にはどうもそうだそうだとは言いにくい。
藤澤 石川さんの憲法論争は。
石川 議長が言っているのは賛成でも反対でもなく、手続きに問題があるということ。
僕は基本的に言うと、今の憲法を考えれば考えるほど、勉強すればするほど、この憲法をこのままにしておくことは出来ないと思う。なぜ改憲を求めるのか。その必要性は現憲法の成立過程にある。
最近、小島襄氏の「講和條約」(新潮社)や、終戦連絡事務局次長を務めた白洲次郎氏について綴った「白洲次郎 占領を背負った男」(講談社)などを読んだが、実に面白い。
白洲は当時、マッカーサーと様々な交渉を行なった当事者。この本からは、当時の日本政府がマッカーサーの指示で何人も大臣を罷免するなど、政府の存在はあってなきも同然だった。そして政府はマッカーサーから示された憲法案に憤慨しながらも、どうにもできず、涙をこらえながら受け入れたという経緯などを知ることができる。
こういった過程から見ても、現行の憲法は、国際的にも今とは全く違った占領下で押し付けられたものであり、そもそも護憲していくのはおかしい。
それから憲法や法律は本来、現実の政治に合っていなければいけない。つまり有効でなければ、死んでいるも同然。戦後60年の世界の変遷の中で、60年間一言一句変えずにきて、果たして使えているのかと言えば、私は使えていないと思う。「憲法に現実を合わせる」か、「現実に憲法を合わせるか」しかないとすれば、憲法に現実を合わせることは不可能。となれば現実に合わせた憲法にしなければ、憲法は死んでしまっている。これが根本的問題。
井上 私もここ数年で一番大切なのは憲法改正だと思います。私はどちらかと言えば石川先生に考えは近い。今の憲法がこの日本の現状と違ってきている部分があるから、変えなければいけないとの思いが第一。それは単に「60年経ったから」というだけではなくて。それこそ自衛隊は典型的です。
石川 僕がそれを1番痛感したのが、防衛庁長官を務めていた1990年の湾岸戦争の時。僕はあの時、国会での答弁に苦しんだ。どうしたって自衛隊を出すことは問題。それで、「派遣するには憲法の改正が必要」と言わざるを得ないが、言えば途端に、ワーッとさわぎ、野党の社会党は国会放棄。おかげで僕はあの時、議会運営委員会に呼びつけられて「あなたは、もう独自の判断で答弁してはいけない」と注意され、役人が作った文書だけ読んだ記憶がある。振り返って考えても、つくづく今の憲法は現実に合っていない。
憲法改正と言うと、すぐに「右だ」、「再軍備だ」、「戦争だ」などと批判されるが、そんな単純な話ではない。
井上 もちろん手続き論はあるにしても、我々政治家が日本の将来や世界の未来を見据えて、前向きな意味で、これからの世の中を問うような憲法制定を、今するべきだという気もします。
確かに憲法には色んな問題があって、一人ひとり色々な意見、考えがある。だけどもそれを一つずつ形作っていくのも大事だと思います。ただそうした中で現実的に憲法9条の問題が1番大きな話になる。恐らく国民的にもマスコミ的にもそこが1番クローズアップされる。となれば、そこでしっかり国民の賛成を得られれば、改正が実現するのではないか。環境権のような割と加えることにあまり異議のないようなものについてはそんなに問題にならないでしょうし。ですから9条をどのように形作っていくかが大事ではないかと私自身は考えている。これをここ数年しっかりとやっていくのが課題です。
河野 憲法問題については彼ぐらい冷静に見ていたらいいと思う。「要は9条だ。更に言えば9条の2項だ」と。
ただ僕の解釈は全く違う。「政府には憲法遵守の義務」がある。それから言えば、政府は憲法に書いていないものを存在させている。とすると、それについてまず先に政府が責任をとらなければならない。「なぜ憲法の規定にないものを持ったんだ」と。憲法と実態とが違うのなら、まずあったことを変えねばならないのが筋。今言っている議論は理屈であって「実態に合わせなければならない」と言うのも分かるが、そんな事を言って「持たない」と規定しているのに、「持っている」という事実の部分だけ、どんどん進んでいってしまっている。
また、日本は戦後、外国へ出て行って人を殺したことなど一遍もない。これは未来の社会の模範だ。
「なぜ軍隊が必要か」というと、紛争があるから。紛争を解決するために軍隊を持つ。しかし、近代国家というのは、紛争を解決するのは司法が行なうものだ。その考えから行けば軍隊は必要ない。もし国内で内乱が起こった場合には、その時は警察がガチッと抑えればいい。だから治安整備は重要。軍隊はあくまで外と戦うものだ。
井上 確かに、9条をめぐる話で、「今自衛隊があること自体、間違っている」というのなら、国民から見て軍隊だと思える組織を作ってきたことは「間違いだったかもしれない」と素直に認めて、謝罪するなりするべきというのは理解できる。
しかし、だからと言って今自衛隊をなくすことは、国際社会のことを考えても到底できない。
過去の経緯はあったかもしれないが、現状と憲法が違ってて、現状が変えられないなら憲法を変えるしかないのではないか。
また、議長は「今、憲法9条の2項を変えれば、もっと自衛隊が派遣の方向に向いてしまう」と懸念されているがそれをさせないのが政治家の役割。次世代の政治家を信頼して今変えましょうよ、と申し上げたい。
藤澤 済し崩しで行くと歯止めが効かなくなると。
井上 歯止めを効かせるのが我々の仕事ですよ。
藤澤 だからこそ改正をして、きちっと示せと。
井上 そう。やはり拡大解釈ばかりの「解釈改憲」みたいなのはおかしな話。それでは国民の理解が得られない。過去それをやってきたことは反省するべきで、逆に将来的にもうしないよう、我々は努力するべきだ。
石川 最近、拡大解釈をして特措法もつくったが、あんな特例法でこんな危険な軍隊活動をしているのは日本だけ。それは憲法が曖昧でしっかりしていないからだ。今は拡大、拡大と解釈を重ねてきてしまったから、答弁も分かりにくくなってしまった。本当におかしい。
井上 そう思いますね。だから憲法改正をして、特措法ではない、例えば国際支援基本法のような法律を作り、人道支援などへの対応もしっかりと定義するべき。
藤澤 具体的に改正へ動くでしょうか。
石川 参議院も考えねばならないから、やはり自公民で共同の案を作って、国会へ提出するとの考え方が現実的だ。
井上 まず国会の議決の後で国民投票を行なわなければならないが、それらを行なうための細かい法律が整備されておらず、まずそれを整えねばならない。ただ法律を作ることは、憲法改正を見据えているから、共産党や社民党は法律を作ること自体反対でしょう。
河野 まあ、改憲と言っても中曽根元首相らが言うのは「全文から全て変えろ」というものだが、そんなことはなかなか難しい。これからやろうと言っている国民投票について、全文や第一条から全て示し、「さあ、どうだ」と言っても100%否決されると思う。
なぜかと言うと、例えば「前文は良いけれども3条は駄目だ」「9条は認められても15条は無理だ」と、つまり「全部良い」ということはない。だから誰も丸をつけず、絶対、三角かバツになり否決される。
石川 私はそれこそ自民党をはじめ、それぞれの党が憲法草案を示して解散総選挙をしたらいいと思っている。憲法にはそのくらいの重みがある。憲法を普通の法律と同じように考えてはいけない。
今は21世紀の当初。新しい時代の玄関口なのだから、これからの世紀にふさわしい憲法草案をそれぞれの政党が示してやったらいいと思う。
河野 あれもこれも盛り込んだものを「どうですか」と示して否決された良い事例は、昨年フランスでEUの憲法が否決された例。あの憲法はページ数にして数百ページもあって示されたが、そんなものは国民のだれも読まない。結局あれは賛否を問う時に、国民の判断材料になったのが「シラク大統領が好きか嫌いか、今の政権が良いか悪いか」でバツをつけた人が多かったとも言われている。だから前文からの全体をはかっても、「結構だ」などという話にはならないと思う。実に難しい作業だ。
もしどうしてもやろうという話なら「ここだけは変えたい」というのなら出来得る。例えば環境権。今の憲法が出来た頃は環境問題などなく、近年大事になったからと言って「環境権だけ追加しよう」ということになれば、これなら議論になり、もしかしたら丸になる。
自民党は民主党は「改憲」、社民党は共産党が「護憲」。そんな中、公明党は「加憲」と言っている。このように現行憲法に何か足そうという提案なら、もしかしたら通るかもしれない。
ところがそういう提案だと自民党がウンと言わないだろう。なぜなら自民党の大部分は9条を変えたい訳だから。9条を変えないで、加憲論だけやるために、これだけの政治的エネルギーや時間は使わないだろう。
第一、環境問題だけなら憲法を変えなくても今の現行のままで法律を作ったり変えたりすれば十分対応できる。だからそんなに国民投票に伏してなんて大上段に登ってやるべきことか、という議論になるはずだ。そんなことにエネルギーを使うなら、まだ医療費の問題や年金の問題をやった方がいい。
井上 やはり自分は改憲派です。それは今の現状と憲法が合致していない。それからこれからの何十年を見据えて、「日本の国をこうして行くんだ」というような新しい憲法を作る、この2点が大切だと思うからです。当然、環境権や国際貢献についても高らかに謳い上げるべきで、それに基づいて努力していくべきと考えます。
(さらに続く)

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January 03, 2006

新春討論 河野&石川&井上 ~総選挙を振り返って~

さて、私が定期購読しております地元紙、西の風新聞の1月1日号が届きました。
今号の目玉は衆議院議長 河野洋平氏と元防衛庁長官 石川要三氏そして東京25区衆議院議員 井上信治氏の3氏による新春討論の記事です。

大変興味深い記事ですが、残念ながらネット上にソースがありませんので起こしてみました。

------------------(ここから引用)-----------------------

郵政民営化や小泉劇場に揺れた2005年の国会。自民党の圧勝による巨大与党の誕生で、今後の最重要課題である憲法改正への動きは加速するのか。その行司役である河野洋平衆院議長を議長公邸に訪ね、かつて河野派に所属した盟友の石川要三元防衛庁長官、また昨年河野派に入会した井上信治衆院議員の3氏が、これからの政局について熱く議論を戦わせた。
(司会・藤澤昌一西の風新聞社社長、 編集・子籠敏人)

藤澤 新年明けましておめでとうございます。本紙恒例の新春座談会に河野洋平衆院議長をお迎えできたことを大変嬉しく思い、感謝申し上げます。さて、昨年の政界は「小泉劇場」と呼ばれた総選挙での自民党の歴史的な大勝が全てとなりました。一方でこの大勝を受け、日本の政治は新たな舞台に進んだと感じているのは私だけではないと思います。自民党が結党50年の節目を刻み、新憲法草案を発表したこともそれを予感させるものです。
本日はこうした動向を踏まえ、日本の政治、進路を語って頂ければ幸いです。

河野 新年おめでとうございます。昨年は紀宮さまのご成婚が明るい話題となりました。心よりお慶びを申し上げますとともに、今年も昨年以上に国民のみなさまが明るくなる出来事が数多く重なる事を期待します。
石川 新年おめでとうございます。昨年は全く誰も考えていないような、思いがけない選挙があって、はじき出された連中はとんでもない饅頭を食わされたようだ。
全く大きな異変だったが、これがどう今後、21世紀の日本へとつながっていくか、非常に関心があるところ。ぜひ新代議士には大いに国家というものを論じてもらいたい。
井上 明けましておめでとうございます。昨年の衆院選は突然で、私自身、当初戸惑いもありました。しかし、国民の支持を頂いて、開けて見れば自民党の大勝。この期待を裏切ることなく、政策を邁進させたい。
藤澤 あんなに自民党が勝つとは思わなかったですね。
井上 私自身も思わなかった。
石川 奇跡ですよ。東京都は全員当選。なおかつおつりまである。信じられない。
しかし、この奇跡を国民が選んだということは、「今の日本じゃ駄目だ。この世の中をすっかり変えてほしい。」という気持ちが国民の根底にあったからこそ。そんなことが出来るのは、変人とも言われる小泉さん出来るんじゃないかと期待を寄せた結果だ。
井上 去年は自民党も立党50年を迎え、新憲法草案を発表した。また、郵政民営化の成立や行財政改革、医療制度改革などにも取り組み、今年はそれらが実行できるか試される年になる。大勝したからこそ、「自民党に対する期待」という国民の思いを謙虚に受け止め、改革を進めたい。私も身を引き締め直したい。
また自民党としては9月には小泉総理の任期が切れ、ポスト小泉の総裁選になる。支持する改革路線が引き継がれるよう、党を支えていくのが今年の課題だ。

藤澤 議長席から見てもこの前の選挙の前後で、やはり国会の雰囲気が随分変わったのではないですか。
河野 変わりましたね。衆院選で与党が3分の2を取ったということは実に大変なこと。戦後の日本政治で与党が3分の2を取ったということは過去に例がないのだから。私の記憶でも、かつて中曽根内閣が「死んだふり解散」で300議席を取ったことはあったが、当時は議席総数が500以上あったため、300を超えても3分の2には至らなかった。今度は総定数が480に減っているから3分の2を越えた。
それに実に若くなった。自民党の中でも新人議員が83人。他の党もそれぞれだいぶ入れ替わったから、国会の雰囲気が随分と違う。新人議員が前の方にずらっと座っていて、自民党席が半分以上を占めているしね。
藤澤 井上さんにも多くの後輩たちが出来ましたね。
井上 ええ、私が初当選した時は新人が27人でしたから、ものすごい数です。
石川 僕の時は40人ぐらいだったから、井上君の時はむしろ少なかったな。
井上 自分の時は民主党が大きく議席を伸ばした時でしたから。とにかく83人の1年生議員の存在は大きいですよ。
河野 やはり自民党の新人議員が80人を超えたというのは歴史的なこと。しかもこの83人には色んなタイプがいる。元武蔵野市長の土屋さんのようなベテランがいる一方、まだ大学を出たばかりの若手、また外交や料理などでは専門家だったりと様々。
ただ、政治家として全体を俯瞰して見て来たという経験はあまりないから、これから経験を積み、視野が広がって全体を見られるようになってきたら本当にすごいと思う。
井上 議長がおっしゃるように、料理の専門家など色んなタイプの人が当選したのはいいことだと思います。政治が国民にとって身近になったし、色々な考えを取り入れられる。ただ、政治に対する思い入れがどこまであるかは個人によって違う。
83人にも「この国を良くしたい」という思いをしっかり持って一緒に政治参加してほしい。
河野 この人たちが上手く育てば相当な力になる。しかも従来の自民党にいたタイプとはだいぶ違うから。10人や20人なら朱に交われば赤くなるが、80人もいると逆に全体の雰囲気を変える力がある。自民党は今、そういう新しい状況にある。
女性議員も増えたが外国に比べればまだまだ少ないと思う。もっと女性が増えてもいい。でも今の選挙制度ではなかなか女性は出にくいのが実情。比例代表か何かなら出られるが、小選挙区ではなかなか立候補できない。もっと女性を出すための方策を考えなければならない。
井上 また、新人議員については、どうしても今はマスコミがカメラで追いかけているから、芸能人というかタレント気取りになってしまうと困る。ちょっと違うんじゃないかと。
藤澤 やはり議員になると相当勉強させられるのが一般的。
井上 それはありますね。テレビに出るのもいいですけど、やはり党内で一生懸命勉強する。これは国民にはなかなか見えにくいんですけど、でもその勉強はこの国のためになること。基礎の鍛錬はやっていかねばならない。

藤澤 ところで、この選挙結果は今後の国会運営にどんな影響をもたらしますか。
河野 3分の2を超えると、極端な事を言うと二院制でなくなる。参議院で否決されてもまた衆議院に戻って3分の2の支持があれば通ってしまう。これは衆議院がものすごく力を持ったということ。それだけに本来チェックをしなければならない参議院の力が低下してしまった訳だから、それだけに衆議院は間違った結論を出してはいけない。今まで以上に非常に重い責任を負った。
しかも衆議院での野党のチェック機能が非常に減ってしまった。
それを考えると、これからは自民党内での議論やチェックが非常に大事になる。つまり政調の各部会での議論、政調審議会での議論、こういうのがもっと重要になる。
そして、もう1つ大事な事は、今度は党内で行なわれていた議論が市民の目に触れないといけないということだ。
藤澤 やはり一党独裁に近づくから、公開性は広めていかないといけない。
河野 ブラックボックスの中で議論だけあって、最後に答えだけがでてくる、これではいけない。こんな問題点やこういう議論があって、ようやく納得できたのでこういう答えが出たというのを、市民に知らせないと。そういった意味ではメディアに公開し、メディアがそれを市民に伝える。これが大事。
井上 その通りです。国会は公開だが、党の部会は非公開。よく頭取りなどはするが、その後はシャットアウトして議論をする。我々も1年生の時にインターネットを活用した党のテレビを作り「公開しては」との運動を起こしたが、幹部らの「それではかえって自由な議論ができない」との反対で出来なかった。
やはりこうした体質は変えていかなければならないと考えている。
河野 仮定の話だが、もし党での議論の透明性が確保できないなら、党の部会でやる議論を、公の場である国会の委員会でいきなりやってはどうか。
それはどういうことかと言うと、今までなら内閣が法案を提出する前に、与党で事前審査をしていたのを、今度は事前審査をやらないで、まず内閣に責任を持って自分で作った法案を提出してもらう。それで与党も国会の場で議論をスタートさせ、与野党がお互い国民の前で議論をオープンにして委員会での結論を見つけ出す。そして採決する直前に党議で賛否を拘束して委員会を通し、本会議も通すという形にする。
いずれにしても事前審査が以前よりも遥かに重要になってくるので、これからは果たして事前審査だけで済むかどうか。場合によっては委員会の場で与党が否決する場面もあるかもしれない。
巨大与党の誕生でそういった国会運営も考えなければならない必要すら感じる。
未だかつてなかった3分の2という議席を持つ与党が、今月からの通常国会にどう臨むか、ということは非常に注目すべきで、議長としても生易しい状況ではない。例えば少数意見の尊重といっても、片方は3分の2も有し、片方は数議席となると、いくら尊重するといっても尊重の仕方が難しい。どんなささやかな声でも聞き逃してはいけないから聴くけれども、3分の2をとった人たちの意見も大きい。

(続く) 

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January 02, 2006

今年のカープに期待します

皆様 新年いかがお過ごしでしょうか。
(喪中につき、新年のご挨拶は控えさせていただきます。)

さて、「ALL IN」のキャッチフレーズのもと、カープの新しい年が始まりました。
大本営発表(中国新聞)にブラウン監督の記事が出ております。

ブラウン監督 今年の抱負

しっかりしたヴィジョンのもと、新しいブラウン・カープが動き出そうと
しています。
戦力的には「言われているほど悪くない」というのがブラウン監督の考えのようですが、ここ数年のカープを見ているファンの一人としてはやはり他のチームに比べて投手力、守備力の差を感じるのは事実です。
ただ、ブラウン監督のいうとおり、メンタル面で肝心な時にチャンスを潰すというところを昨シーズン、何度も見ているだけに、意識改革が進めば昨年より上位にいける力はあると感じます。
というか、どんなに悪くとも最下位にいるような戦力ではないと正直思います。
なにしろ最多勝投手と本塁打王がいるんですから。

とにかく早い時期からチームのあり方を見据えて確固とした意識の
もと、チームを再編しようとする様子が窺え、好感が持てます。
さすがは3A優勝監督だと思います。

他のチームのことはさておき、今年もカープを応援していきたいと
思います。今年もよろしくお願いいたします。

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