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December 26, 2006

ソーサ、カープ入りなんて妄想でしょうか

まさかとは思いますが、カープアカデミー関連でとんでもない記事が出てきました。

ソーサが日本でのプレーを熱望(日刊スポーツ)

【ニューヨーク24日(日本時間25日)=千葉修宏】大リーグで60本塁打以上を3度記録し、通算588本を誇るサミー・ソーサ外野手(38)が、日本でのプレーを熱望していることが分かった。同外野手は03年のコルクバット事件以来、成績が徐々に下降し、06年はどのチームとも契約せずに事実上の引退状態となっていた。現役復帰に向けて今月から練習を開始し、目前に迫った通算600号をアジアの地で達成しようともくろんでいる。

 ソーサの日本への思いは本物だ。06年は引退状態にあった同外野手だが、今月、現役復帰を目指して故郷ドミニカ共和国のカープアカデミーでトレーニングを開始した。ソーサと、その代理人を良く知る米球界関係者によると「真剣に日本プロ野球入りを考えている」という。
(中略)
05年シーズンオフにオリオールズからの再契約を見送られ、ナショナルズから年俸50万ドル(約5900万円)のオファーを提示された。その時は低い評価に契約を見送ったが、今回は復帰の意志が固いため、同程度の条件を受け入れる用意があるという。多くの日本の球団で来季の外国人態勢が固まりつつあるが、編成の再考を迫られる可能性が出てきた。

[2006年12月26日8時49分 紙面から]

ドミニカのカープアカデミーでソーサが練習をしているというのも驚きですが、ブラウン監督の来季構想に外国人外野手の補強があるのも事実です。
佐々岡の契約更改で提示額に関し、「変えるつもりはない。もう予算も尽きた」と、上積みする気は皆無のカープ球団ですので、予算的には厳しいと思いますがソーサが6000万円で雇えるというのは破格な話だと思います。
まあ、カープに限ってはありえない話だとは思いますがね。
それにソースが「日刊スポーツ」ですからね。眉につばつけてみておきたいと思います。

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カープファン倶楽部新設決定!!

遂に一般向けのカープファン倶楽部新設が決定しました。

新設「カープファン倶楽部」について

レディースやジュニアのファンクラブは以前からありましたが、なぜか無かったのが一般向けのファンクラブでした。以前ファンの代表と松田オーナーが会見した際に一般向けファンクラブの開設を望む意見が出され、検討するとの応えがオーナーからありましたが、いよいよ本決まりとなったようです。

関東在住の身としてはなかなかホームゲームを見に行く事は出来ませんが、ファンクラブに加盟できると言う事は大きな誇りであり、ステータスであると感じます。しかも3,500円でオリジナルメッシュジャージ付きというのはこれは安いですね。しかもファン倶楽部サイトを開設し、全国のカープファンが開設しているブログを一覧にして公開するという企画もあるようです。もし実現すれば嬉しい企画ですね。

来年の1月22日から募集開始との事ですが今から楽しみです。
ファン倶楽部に加入して来年も気合を入れてカープを応援していきたいと思います。

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December 23, 2006

【オフ企画】2006年のカープを淡々と振り返るよ

昨年に引き続き、tugend(つげ)さんのBlog 「孤空の彼方へ」にて今季のカープを振り返るオフ企画を行なっております。少々遅くなりましたが、今年のまとめ記事として今回も参加させていただきたいと思います。

【お題】
1.今年活躍したと思うカープの投手(3名まで)

黒田博樹~今季は黒田の勝利で連敗ストップという事が多かった気
       がします。とにかく頼りになる名実ともにカープのエースと
       して活躍してくれました。

佐々岡真司~大ベテランが1年間ローテーションを守ってくれまし
         た。夏場はなかなか勝てませんでしたが春先の
         大活躍は印象に残りました。

永川勝浩~ベイル故障離脱後は守護神として活躍してくれました。
       年間通算防御率1.66は立派です。

2.今年活躍したと思うカープの野手(3名まで)

梵 英心~彗星のように現れてカープ懸案の二遊間を堅守で支えて
       くれました。新人王、おめでとうございます。

東出輝裕~素質だけならNO.1のこの選手が遂に一皮剥けてくれま
        した。梵との二遊間は来季も楽しみです。もうちょっと
        チャンスに強ければ言う事なし。

前田智徳~野手キャプテンとして、チームリーダーとしてカープを
       引っ張ってくれました。2000本安打達成に向けて、
       来期も怪我なく頑張って欲しいものです。 

3.今年印象に残ったカープの試合(3試合まで)

4月27日 対讀賣6回戦~絶好調のジャイアンツ相手に黒田完封
       勝利。梵、プロ入り初ホームラン。

7月16日 対横浜10回戦~カープ終盤に大逆転。緒方、執念の
       本塁突入&猛抗議でホームイン。

8月24日 対阪神15回戦~前田、値千金の逆転ツーランで
       タイガースを3タテ。

尚、生観戦したゲームでは5月4日の佐々岡100勝&100セーブ
達成試合が印象に残っております。

4.今年もう少し頑張って欲しかったカープの選手(3名まで)

大竹 寛~6勝13敗という成績は正直不満です。9月5日
       ベイスターズ戦のようなピッチングが出来るのなら、
       まだまだ勝てるはず。来季は頑張って下さい。

栗原健太~7月26日のジャイアンツ戦で上原から打った同点
       スリーランは見事でした。クリーンナップとしての
       役割を果たしてくれましたが、後半故障で離脱した
       のは残念でした。来季は1年間怪我なく活躍して
       欲しいと思います。

末永真史~チャンスに強いバッティングで幾度もチームを救い
       ました。5月29日のイーグルス戦での延長12回の
       勝ち越しタイムリーは特に記憶に残っています。
       怪我で幾度も一軍を離脱したのが惜しい。
       来季はとにかく怪我をしないようにして欲しいと
       思います。

5.来年の活躍を期待しているカープの選手(3名まで)

宮崎充登~カープ投手陣を救う即戦力投手として、狙え新人王。

上野弘文~私の同郷出身と言うことで期待しております。
        セットアッパーとしてタイガース藤川のような活躍を
        見せて欲しいものです。

廣瀬 純~私の出身大学の後輩と言うことで応援しております。
       今季はバッティングの内容に大きな進歩があったように
       思います。精神修養の護摩行も行なった事ですし、
       来季こそ外野スタメンを奪取して欲しいものです。

6.カープ関連の新語・流行語大賞ノミネート用語(3つまで)

ALL-IN ~ 新生ブラウンカープの合言葉。監督が言ったように
        選手も、ファンも一つになってカープを盛り上げて
        いきましょう。

ベース投げ~カープがらみの事件ではやはりこれでしょう。
        熱血ブラウン監督の真骨頂発揮の出来事でした。

「僕はカープが大好きです」~引退試合での浅井の言葉です。
                  カープを支えつづけた代打の切り札
                  は、今後はコーチとしてカープを支え
                  てくれる事と思います。
                  長い間、お疲れ様でした。

7.今年のブラウン監督に点数を付けると何点?(100点満点で)

75点~選手起用の方法や継投時期の判断など疑問が残る点も
     ありましたが、就任1年目と言うことで選手の力量を判断
     しながらの選手起用だった事を考えてこの点数です。

8.ブロガーが選ぶ、2006年のカープMVP(1名・選手限定

やはりなんといっても男気 黒田博樹でしょう。カープ残留、本当に
ありがとうございます。

9.ズバリ、来年のカープは何位?

2位くらいかな?クライマックスシリーズ(プレーオフ)へはなんとしても進出して欲しいものです。

10.カープ以外で、今年表彰したい選手・チーム(1人・1チーム)

稲葉篤紀選手~スワローズから移籍して2年目の今季、
          ファイターズ日本一に多大な貢献をしました。
          日本シリーズでの活躍は印象に残りました。

日本ハムファイターズ~交流戦でカープが唯一勝ち越した
              ファイターズがまさか日本一になるとは
              思ってもいませんでした。リーグ戦後半の
              追い上げは見事でした。日本一、おめでとう
              ございます。
              さーて、次はカープの番だな。


[以下テンプレ]
-------------------------------------------------------------
【企画名称】
2006年のカープを淡々と振り返るよ

【企画内容】
とうとう「12球団で最も優勝から遠い球団」となってしまった我らがカープ。
しかし、ブラウン新監督を迎え、昨年までとは明らかに異なる手応えを感じているファンの皆様も多いと思います。
来年以降の快進撃を願う上でも、ぜひ今年のカープを振り返って頂きたいと思います。


【参加方法】
以下の質問に回答し、エントリを作成した上で当記事にトラックバックをお送り下さい。
 元記事:http://blog.livedoor.jp/tugend1/archives/51260787.html
 TB先:http://app.blog.livedoor.jp/tugend1/tb.cgi/51260787
また、ブログをお持ちでない場合や、トラックバックが送れない場合は、コメント欄での参加も受け付けます。

なお、できるだけ「選んだ理由」を書き添えて下さいますようお願い致します
(集計記事に反映させていただきます)。


【お題】
1.今年活躍したと思うカープの投手(3名まで)

2.今年活躍したと思うカープの野手(3名まで)

3.今年印象に残ったカープの試合(3試合まで)

4.今年もう少し頑張って欲しかったカープの選手(3名まで)

5.来年の活躍を期待しているカープの選手(3名まで)

6.カープ関連の新語・流行語大賞ノミネート用語(3つまで)

7.今年のブラウン監督に点数を付けると何点?(100点満点で)

8.ブロガーが選ぶ、2006年のカープMVP(1名・選手限定)

9.ズバリ、来年のカープは何位?

10.カープ以外で、今年表彰したい選手・チーム(1人・1チーム)


【皆様へのお願い】
・締め切りは2006年12月24日(日)23:59です。
 これ以降にいただいたTB・コメントは集計に反映いたしません。
・ネタ、特に自虐ネタは笑える範囲でお願い致します。
・他球団を含め、選手・球団・ファンを誹謗中傷する内容、また他人を不快にさせると
 管理人が判断した回答につきましては、予告なく削除致します。
 「マナーを守って楽しいブログ」。よろしくお願い致します。
・回答結果につきましては、管理人が集計した上で発表致します。
・どなたにも気軽にご参加いただけるようテンプレートをコピーして文末に貼り付けて
 下さるようお願いします。

  企画者:「孤空の彼方へ」管理人 tugend(つげ)
      http://blog.livedoor.jp/tugend1/

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December 21, 2006

ようこそカープへ! 新入団選手発表

昨日、広島カープの新入団選手発表が行なわれました。

7つの原石、赤い輝き ブラウン2期生入団発表(中国新聞)

今季のカープ、久しぶりに即戦力投手を中心としたドラフトを行ないました。
中でも宮崎、上野、青木の「カーメーカートリオ」の獲得はカープの弱点である投手力の補強という意味でも非常に大きいと思います。
この即戦力3人組の活躍が来季のカープの鍵を握っていると思います。プレーオフ進出を目標に、怪我なく来シーズンを迎えて欲しいものです。

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December 20, 2006

のだめカフェに行ってきました。

今日、会社の同僚と3人で原宿にある「のだめカフェ」へ行ってきました。
実は昨日予約をしようと、店に電話をしたのですが既に水曜日、木曜日とも満席とのこと。どうしても行きたい!!ってことで並ぶのを覚悟して出かけました。
20時30分頃店に到着しました。確かに満席でしたが、幸い他に並んでいる人はなく、しばらく待つ事にしました。待つ事30分ほどで席が空き、店内にはいる事が出来ました。
「のだめカフェ」といっても元々は「トライベッカ」というレストランです。中ではフルートとヴァイオリン、ピアノのトリオの演奏などもあり、なかなかいい雰囲気です。
料理のメニューは「のだめメニュー」と通常のメニューの2種類があります。のだめメニューから「キノコとチーズのリゾット」、通常メニューから「サーモンとアボガドのサラダ」「BBQスペアリブ」を注文しました。
3品ともなかなか美味しく、これなら「のだめカフェ」終了後もまた来たいと思わせました。

食後に店の入り口にある「のだめの部屋」をのぞいてみました。
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実はデジカメを持っていくのを忘れてしまったため、今日の画像は携帯を使って撮ったものです。画像が悪いのはご容赦を。
この写真はのだめの部屋のコタツです。真中にある黒い物体の入った鍋は例のクリームシチューです。その奥にあるチラシはR☆Sオーケストラの公演のものです。うーん、このチラシは記念に欲しいですね。

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はい、この写真、コタツの奥にある「ごろ太」のマペットです。ハリセン相手に自問自答していたシーンに出てきましたね。その下のゴミの入った袋にも注目です。まあ、足の踏み場もありませんね。


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こちらは部屋の壁にかかっている服といつもの鍵盤バッグです。
鍵盤バッグはグッズとしても販売されているそうです。
思っていたより小さな部屋ではありましたが、ドラマを再現しているところはなかなか芸が細かいと思いました。

さて、ドラマはいよいよ来週が最終回。ドラマが終わってしまうのがなんだか寂しいですが、年が明ければ今度はアニメがはじまるとのこと。こちらも楽しみです。

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December 14, 2006

今日の「お前が言うな!」はここですか

中国、また変なところで日本に揺さぶりをかけてきています。

【中国】日中の文化的ギャップ鮮明に 古典人物パロディーに法的措置
(フジサンケイ ビジネスアイ)

■ゲームのネット紹介、ドラマ「西遊記」にも批判

 中国共産党の機関誌である人民日報は、中国古典の登場人物をパロディー化したゲームなどをインターネットで紹介した場合、「ウェブサイト管理人が法的な責任を問われる可能性がある」と警告した党中央の対外宣伝弁公室幹部の発言を伝えた。また、フジテレビ系のドラマ「西遊記」をめぐっては、「キャラクターやストーリーが原作を逸脱し、中国文化への侮辱だ」との反発がメディアやネットで若者の間にも広がっており、ネットやメディアの関係者に警戒感が広がっている。(長谷部高史)

 同紙によると同室の彭波副局長は、「時代を超えた中国の名作をパロディー化することは認められず道徳を守る必要がある」と自律を求め、法的責任を問うという異例の方針を明らかにした。

 動画も楽しめるブロードバンド(広帯域)に対応するネット人口が7700万人を超えたという中国だが、古典の登場人物などへの風刺やパロディーが、将来的に党幹部など、政治人物の批判につながりかねない、と懸念した可能性もある。

 ≪若者が過剰反応≫

 ドラマ「西遊記」への批判問題では、原作では男性の三蔵法師を、日本では女優の深津絵里が演じたこと。過去のシリーズでもたびたび女優が演じてきたが、ネット普及を背景に、「日本人による文化の改竄(かいざん)だ」との反発が中国で急速に広がるなど、テレビ的脚色をめぐる文化的な日中ギャップが表面化してきた。

 日本側はドラマ「西遊記」の映画化を決定。すでに中国内陸部の寧夏回族自治区で撮影を開始している。しかし、中国の大手ポータルサイト「捜狐網」が実施したインターネット投票では、回答者の約80%が撮影に反対を表明。同時に「法規制が必要」など反対意見が噴出した。一方で、少数ながら「中国の文化を世界に広める動きで、寛容な心で対応すべきだ」といった賛成派もいた。

 中国の週刊紙、国際先駆導報は「日本ではドラマや映画で古典を脚色することに抵抗がない」と価値観の違いを説明。映画の撮影に協力している上海電影集団も「若い視聴者を獲得するための日本的な手法だ」と中国人に理解を求めている。

 だが、ネット上の批判の矛先は、「西遊記」の中国国内での映画撮影を許可した国営テレビ局にも向けられ、「国賊」とののしる過激な書き込みも見られた。中国で孫悟空役として知られる著名俳優が「民族が誇る古典が踏みにじられた」とも発言し、反日感情をあおる動きになっている。

 こうした中国の若者の過剰反応が、共産党中央を動かして法的責任を問うとの発言につながったとみられる。伝統文化の保護という「題材」を持ち出して、ネット上の言論や表現のコントロールする当局の意向も見え隠れする。過剰な介入によってネット規制を強化すると、国際的にイメージダウンにつながる恐れもあり、中国当局も対応に苦慮しているようだ。

最終更新:12月14日8時33分

-----------------------ここまで引用-----------------------

「西遊記」って文学作品ですよね。文学作品をもとに劇や映画にする際に内容を改変することはよくあることです。
「のだめカンタービレ」のドラマ化も当初TBSが手がけるはずでしたが、原作者との意見が対立し、お蔵入りしてしまい、後日フジテレビで原作者の意志を尊重するかたちでドラマ化されたということです。
原作者の意志を踏みにじる形での改変は確かにまずいと思いますが、「西遊記」のような古典の場合、話は違って来ると思います。なにより原作者の意見を聞くことは出来ませんからね。
『中国で孫悟空役として知られる著名俳優が「民族が誇る古典が踏みにじられた」とも発言し』とありますが、中国国内で演じられている「西遊記」が本当に原作に忠実なものかどうかそれも疑問です。

それよりも「クレヨンしんちゃん」の例をあげるまでもなく、日本の知的所有権を勝手に侵害しても恬として恥じることのない国民が何をいまさら言うのか、というのが感想です。
まあそもそもの記事の出所が「人民日報」って時点で共産党政府の意図を感じます。
靖国カードが使えなくなり、日本に対する新しいカードとして切ってきたのかも知れませんが、そういうときには
「お前が言うな!」
とはっきり言ってやりましょう。
日本政府も理不尽な抗議には毅然として対応していただきたいと思います。

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ペーパーチケット全廃に異議あり~その2~

前のエントリーの続きです。

まず、問題を整理するために国際航空券の仕組みを説明しておきたいと思います。

現在、日本国内の旅行会社で発券される航空券はBSP(銀行決済方式)航空券といいます。
旅行会社と航空会社の航空券の決済に銀行が仲介する形です。
旅行会社は航空券を発券する場合、その航空券の支払いをする航空会社を決めます。これをガバニングキャリアとかプレートキャリアといいます。
全ての旅程がA航空会社を利用する場合は、通常A航空会社がプレートキャリアとなり、旅行会社は銀行経由でA航空会社に支払いを行ないます。
例えば往路がA航空会社、復路がB航空会社というような場合はどうなるでしょうか。
旅行会社は航空券を発券する際にプレートキャリアをA社にするか、B社にするか決めて航空券を発券します。
仮にA社をプレートキャリアとした場合、旅行会社は銀行経由でA社に支払いを行ないます。その後A社は復路分の代金をB社に支払う事となります。
但し、この場合A社とB社の間に連帯運送契約(インターラインアグリーメント)がある事が条件となります。
もしA社とB社の間にインターラインアグリーメントが無い場合、A社のプレートを使ってB社の航空券を発券することは出来ません。

さて、現在国際航空券を発券している立場の者として、抱えている問題として下記のようなことがあります。

1.E-チケットにシステムが対応できていない航空会社がある。
現在、航空券を発券できるCRSシステムは日本市場に6社ありますが、この6社のCRSのいずれにもE-チケットが対応できていない航空会社があります。
E-チケットの先駆者である米系航空会社はシステム化が進んでいますが、アジア系の航空会社などは対応が遅れています。特に日本からの出張者が多い中国の航空会社は現状全く未対応の状態です。現状、2008年1月までにE-チケットのシステムを構築できない航空会社は一旦IATA JAPANから脱会してもらう方針との事ですのでそうなった場合、E-チケット対応できない航空会社の航空券は日本の旅行会社では発券できなくなってしまう可能性があります。
そうなった場合、消費者は航空会社のカウンターにて航空券を直接購入せざるをえなくなりますが、航空不況の中、人員をリストラしている航空会社が対応出来るのかどうか、はなはだ疑問です。

2.インターラインチケットの問題
 現状、E-チケットのシステムを構築している航空会社であっても、インターラインアグリーメントを持ちながらもインターラインE-チケットに対応できていない航空会社が多すぎるという問題があります。
例えばA社がB社およびC社とインターラインアグリーメントを持っていたとしても、インターラインE-チケットのシステムをB社としか構築していなければ、インターラインアグリーメントがあってもC社の航空券はE-チケットとして発券できません。
現状E-チケット発券できない場合、ペーパーチケットで対応できますがペーパーチケットが全廃されてしまえば対応出来なくなります。インターラインアグリーメントを持っている航空会社は世界中に数多くあります。中には中南米やアフリカの航空会社もあります。
インターラインアグリーメントのある全ての航空会社とのインターラインE-チケット化をあと1年で構築する事は、事実上不可能であると思われます。

3.旅程変更が発生した場合の問題
 現在日本市場に流通している航空券の大部分は旅程変更や航空会社の変更の出来ない航空券です。
このような航空券は他社区間を切り込む事も殆どありませんし、E-チケット化されてもさほど影響は無いかと思われます。しかし、比率は低いとはいえビジネスマーケットにおいては旅程変更の出来る普通運賃の航空券がまだまだ流通しています。
このような顧客が旅行中に旅程変更した場合、これまでは旅行先の航空会社カウンターに航空券を持ち込み、再発行してもらう必要がありました。
E-チケット化されたことにより、お客様が現地で航空会社のカウンターに出向かずとも、発券した旅行会社で航空券を再発行する事が可能となりました。
しかし航空会社がA社からB社へ変更となるような場合、E-チケットでの発行換えが出来ない場合が現状まだまだ多くあります。
その場合、お客様がA社の現地カウンターに出向き、E-チケットをペーパーチケットに発行換えしてもらい、その航空券をB社に持ち込みさらに再発行してもらう必要があります。

私はE-チケットそのものを否定するものではありません。前述したようなE-チケットの利点は大いに認めるものです。
ただ上記のような問題を解決できないまま、2008年1月と期限を区切ったペーパーチケットの全廃は現状の市場を見ない暴挙であると思います。
少なくともインターラインアグリーメントを持つ航空会社間のインターラインE-チケットシステムが全て構築され、お客様が現状と同じような利便性を確立できるまでは少なくともペーパーチケット発行の余地を残しておくべきであると思います。
航空会社がE-チケット化を急ぐ理由はただ一つ、フライトクーポンの集札や精算などの手間を減らし省力化したいという事です。
確かに航空会社にとってはE-チケット化は経営効率の改善に大きな効果をもたらすでしょう。しかし、これにより顧客の利便性が損なわれるようであれば本末転倒ではないでしょうか。
IATA JAPAN、航空会社の再考を求めたいと思います。

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December 07, 2006

ペーパーチケット全廃に異議あり ~その1~

国際航空券の世界にもITの波が迫っています。航空券のE-チケット化はその最たるものでしょう。
先日配信されていましたこちらの記事をご覧下さい。

航空各社eチケットの利用促進 「紙」全廃まで1年 特典充実“手数料”作戦も
(フジサンケイ ビジネスアイ)

航空各社が、空港のチェックインカウンターで航空券を提示しなくても搭乗券が受け取れる電子航空券(eチケット)の国際線での利用拡大を急ピッチで進めている。国際航空運送協会(IATA)が2007年いっぱいで紙の航空券を全面廃止する方針を決めており、それまでにeチケットを発券するためのインフラを完成させなければ、航空券を発券できなくなるからだ。海外の航空会社の中にはeチケット化を促進するため、従来の紙の航空券を利用する場合には手数料を徴収するところも出ている。

 eチケットは、航空券を紛失する心配がなく、旅行代理店に出向いて航空券を受け取る手間も省けるなどの利点がある。しかし、他の航空会社に乗り継いで目的地まで行く「インターラインチケット」の場合、eチケットを発券するには航空会社同士のシステムを接続しなければならない。航空各社はこのシステム開発に巨額の費用を投じ、07年までに1社でも多くの航空会社を取り込もうと必死だ。

 日本航空(JAL)はこれまで、グループ会社も含め22社への乗り継ぎ便でeチケットの利用を可能にし、全日本空輸(ANA)も現在の19社から今年度中に30社に増やす計画だ。

 JAL旅客営業企画部でeビジネス企画を担当する山岡隆志さんは、「すでに航空券の8割近くをeチケットで発券できるところまできている」と話す。それでも国際線のeチケット率は50%にとどまっている。

 eチケット化促進のため、米ノースウエスト航空やシンガポール航空、独ルフトハンザ航空などの海外航空会社は、従来の紙の航空券の利用には手数料を徴収。これに対し、JALやANAはeチケットの利便性をアピールすることで利用者の拡大をめざし、eチケット利用客にはマイレージポイントをプレゼントなどの特典をつけている。

 また、自動チェックイン機を利用すれば、パスポートと航空会社や便名などの入力だけでスムーズに手続きを完了できるメリットも強調。JALは現在、成田国際空港に27台設置している自動チェックイン機を、eチケットへの移行に合わせさらに増やす計画だ。ANAも「空港での煩雑な手続きを簡素化するのはもちろん、eチケットを素材にさらに新しいサービスモデルができないか模索している」(営業推進本部営業戦略部国際グループの吉岡航さん)という。

【用語解説】eチケット

 これまで紙の航空券に記載されていた出発日、便名などの情報を航空会社のコンピューターシステムに記録することで航空券の提示を不要にする仕組み。電子メールやFAXで送られてくる控えを、チェックインカウンターに提示すれば搭乗券が発券される。航空券の保管コストが削減できるなど旅行会社の負担も軽減されるメリットがある。
(フジサンケイ ビジネスアイ) - 12月4日8時59分更新

-------------------引用ここまで--------------------------

E-チケット、確かに便利な面もあります。
チケットは端末内にあるため、チケットの紛失やフライトクーポンのミスリフトを防ぐ事ができます。
また行程が変更となった場合、航空会社に持ち込まなくても航空券の再発行が出来るなど、便利な面も多くあります。
しかし、記事にもあるように未だE-チケットに対応できない航空会社があることや、「インターラインE-チケット」の問題などまだまだ解決せねばならない問題があるにも関わらず、IATAは2008年からのペーパーチケットの全廃を推し進めようとしています。
私はこの現状に異議を申し立てるものです。なぜならE-チケット化の本質が顧客のためではなく、航空会社の都合によるものである事が明らかだからです。
E-チケット全面導入によるペーパーチケットの全廃が顧客に不利益をもたらす可能性が大いにあります。
それについては次のエントリーから説明していきたいと思います。

ペーパーチケット全廃に異議あり~その2~へ続く

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3日間のメンテナンスっていったい何だったの?

しばらく更新さぼってすみません。
シーズンオフにはカープの話題も少なくなり、ネタに困るのは毎度のことですが、今回はちょっと間が開きすぎましたね。
実は一昨日、久しぶりに記事の更新をしようとココログの管理画面にアクセスしようとしたのですが、何と3日間にも及ぶメンテナンスに入ったとのことで結局、今日まで記事の更新が出来ませんでした。
7月にも2日間にわたるメンテナンスがありましたが、今回は3日間ということでさすがに長すぎるのでは、と思っておりました。
ようやくメンテナンスが終わったかと思いましたがここを見てびっくり。

昨夜の負荷テストにて、負荷が高まりレスポンスが悪化するという現象が発生いたしました。当初は改善できる項目であると判断し、修正/検証作業を行いましたが、本日になっても原因の特定ができず、問題の解決には更に長時間を要すことが予想されたため、一旦メンテナンス前の状態に戻させていただき、12月7日(木)15時にサービスを再開いたします。

というわけで3日間も待った挙句、元の木阿弥。
いったいこれはなんだったんでしょうか。
ココログのレスポンス悪化はかなり深刻ですが、メンテナンスを3日ぶっ続けでやらなくても利用者の比較的少ない昼間限定とかもっと他に方法はないものでしょうか。書きたいときに書けないこと、それも半日ぐらいなら待ちますが3日間というのはさすがに辛いです。
さらにメンテナンスのお知らせをNIFTYのトップページに表示していただけないでしょうか。
ココログの画面に行かないとメンテナンスの状況がわからないというのは非常に不親切だと思います。
NIFTYさんの猛省と改善を求めたいところです。

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